2006年08月31日

今月読んだ本 2006.8

ぼちぼち読書カードを書くのも習慣となったぞ.

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 R.P.ファインマン 大貫昌子訳 岩波現代文庫
下巻.ラスベガスの話や来日したときの話,教科書選定委員になったときの話など今回も興味深い話が詰まっている.もちろん上巻に引き続いてオススメの一冊である.

発想法 (続) 川喜田二郎 中公新書
いわゆるKJ法を解説した名書「発想法」の続編.具体的方法を論じている.分厚い.それと本の中でも自ら述べているが,どうもKJ「教」臭さが気になる.しかし読んで損をすることは無いだろう.例えKJ法が合わなくとも,発想,思考の方法を考える上では大変参考になる.

新しい高校物理の教科書―現代人のための高校理科 山本明利 左巻健男 講談社ブルーバックス
高校では物理を取っていないし,大学の成績も散々なものだったので,ちっとネタ本臭いが何かの足しにはなるだろうと購入した.しかしダーマトグラフで線を引き引き読んでみるとなかなか分かり易い.大学の物理もこれを読んでおけば何の問題も無かっただろう.というか私が物理で分からなかったのはωだとかλだとかの記号のきちんとした定義であって,それが分かってしまえばなんと言うこともなかった.大学の講義では今更こうしたものを教えてくれなかったし,知人に聞いても「ωは…ωだよ!」とかそんな反応をされたので苦手感が生長してしまったのだろう.とまあ物理の全然な私でも分かったので,高校物理に自信のない人は読んでみると良いだろう.新書サイズなので教科書のような威圧感が無いのもいい.内容は結局教科書なのだが,一般書籍と同じノリで気軽に読むことが出来る.

変身 フランツ・カフカ 高橋義孝訳 新潮文庫
「ある朝,グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと,自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した.」っとのっけからぶっ飛んだお話.しかし主人公が虫になってしまった事を除けば,物語は実に現実的に進む.周りの人間の反応も普通である(巨大な虫を見たときの反応として).違和感は読み進めるにつれドンドン巨大化していく.

考える技術・書く技術 続 板坂元 講談社現代新書
何でこれの前の「考える技術・書く技術」が超ロングセラーとなっているのに続編が絶版(多分)になっているのか気になって中古で購入した.読んでみたら多少は納得.この本は前作より現実的で技術面の話が多くなっているのだが,ここ数十年のパソコンの発展と普及で通用しなくなったものが多いのである.挙げられている本が絶版で手に入らなかったりと残念に思うところも多い.しかし前作ほどでないにしろ非常に有用な本ではあるので,前作を読んで感銘を受けた人は,是非どうにか入手して読んでみることを進める.

女子大生会計士の事件簿 DX.1 DX.2 DX.3 山田真哉 角川文庫
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の人の本.簿記をかじってればすらすら読める.簿記をかじってなくても脚注が丁寧だから多分大丈夫.とりあえず裏金の作り方が分かったのは収穫である.

ゲリラ戦争―キューバ革命軍の戦略・戦術 エルネスト・チェ・ゲバラ 五十間忠行訳 中公文庫
言わずと知れたキューバの英雄チェ・ゲバラによる書.誰にでも出来る革命の起こし方…か?ゲリラ戦のノウハウがぎっしり.読んでいくと分かるけど,チェ・ゲバラはテロリストとは全然違う.本の中で明確にテロリズムへの批判もしている.社会主義国家(最近は怪しいけど)キューバの英雄でありながら,右から左まで支持者,というか好感を持つ人が多い理由をかいま見ることができる一冊である.

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 ダレル・ハフ 高木秀玄訳 講談社ブルーバックス
70刷以上を重ねるロングセラー.よくニュースとかで出てくる数字にはどれほどの意味があるのかを解説しているが,読み終わったらそんなもの全く信用できなくなることうけあいである.もっとも,マスコミは信用ならないという「当たり前のこと」をきちんと理論立てて解説しているだけでもあるのだが.もちろん「ウソをつく法」を知ることは「信頼される数字を出す法」を知ることであるから,数字を扱う立場にある人は一読しておいて損は無い.

吾輩は猫である 夏目漱石 新潮文庫
「吾輩は猫である.名前はまだ無い.」までは誰でも知っている.知っていながら読んでいないのはどうなんだ,という気持ちと,他の本で引用されていたこともありいよいよ読むことにした.なかなか筋らしい筋が進まず,脇道で盛大に話が展開されるが,突然その脇道とすら関係のない「吾輩」の語りが始まったり,またあるときは本の外との絡みを見せたりと退屈しない.

老人と海 アーネスト・ヘミングウェイ 福田恒存訳 新潮文庫
名前は知ってても中身を知らない本の一つ.まぁ内容はタイトルの通りといえば通りで,老人と巨大な魚との壮絶な戦いを描いた本.壮絶な戦いとは言っても重苦しい感じはしないし,最後はオチまでついててなかなか爽快に読める.

マーフィー100の成功法則 大島淳一 知的生きかた文庫
この本の著者大島淳一はあの渡部昇一である.という話をつい最近耳にはさんだので買ってみた.要するにポジティブシンキングを薦める本のようだが,実際書いた本人が成功しているのだから説得力はそれなりにある.ちょっと眉唾物の逸話が並べ立てられているが,別に間違ったことは言っていない.精神が病み気味のときに読むと良いかも知れない系の本である.

シャーロック・ホームズの冒険 コナン・ドイル 延原謙訳 新潮文庫
短編集.何の本だったか思い出せないが,「シャーロック・ホームズのシリーズにはなかなか実生活に活かせる事が書いてある」というようなことを言っていたのでとりあえず買ってみた.どの辺が実生活に活かせるのかイマイチ分からなかったが,ホームズの姿勢は多少見習って良いかもしれない.あと色々なところでネタ元になっているせいか,どっかで聞いたような話がちらほら出てくる.

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 梅田望夫 ちくま新書
今ウェブで何が起こっていて,何が起ころうとしているかを論じた本.情報の在り方だとかビジネスの方法だとかが急激に変わってきたのはぼーっとしてても感じる.で,それじゃあどうしようってことはやっぱ考えなきゃだめなんだろう.一応「若い世代」のつもりだけど,それでもやや置いていかれてる感は最近ひしひしと感じている.

坊っちゃん 夏目漱石 角川文庫
「吾輩は猫である」に比べると一本筋でテンポ良く話が進んでいくから読んでて爽快である.ただ,角川のは冒頭にあらすじを書いてしまっているからいただけない.読書感想文とかは書きやすくていいだろうけど,いきなりネタばれされてはかなわん.別に読まなければ良いだけの話だけど,せめて巻末に置いてもらいたいところだ.

緋色の研究 コナン・ドイル 延原謙訳 新潮文庫
ホームズシリーズはここから.ワトスン君との出会いから始まる.スゲー面白いか?と言われるとそんなことも無いような気がする(行く先々で殺人事件が起こり,毎回異常に巧妙なトリックが仕組まれている非現実的なあの漫画に毒されているのかもしれないけど)が,別に展開がダルイとかそんなことはなく,登場人物もそんな多くないので混乱せず,一気に読んでもちょこちょこ読んでも大丈夫な本である.ホームズシリーズは各話がゆるーく繋がっているのでここから読んでいった方がよさそう.

以上.今月は冊数は先月より多いけど軽い本が多いな.来月は冊数を抑えて教科書の類を消化するかな.

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posted by Rion778 at 22:28 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本,読書,読み物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冷凍室解凍

冷蔵庫を購入してもう二年と半年が過ぎているのだが,冷凍庫の掃除というものをしたことが無かった(冷蔵庫はカビが生えかねないのでちょくちょく掃除している).

そして我が家の冷蔵庫は安物なので霜取り機能など付いていない.霜取り機能の付いていない冷蔵庫の冷凍室を二年半も放置したらどうなるか.そう,天然(?)のかき氷完成である.

どう見ても冷凍室の容積の1/3はかき氷化している.ちょっと調べてみたら霜を放置するのは冷凍室の冷却効率から言ってもよろしくないらしい.ということで掃除を決行する次第となった.

とりあえず中身を冷蔵室に移しコンセントを抜く.初めはノコギリで削ってみたりもしたが根本的解決にならないことに気付き,雑巾にて引っぺがしにかかる.

しかしこれがなかなかしぶとい.ちょっとやそっとどころか思い切り引っ張ってもびくともしない.見た目はかき氷のクセにそれにそぐわぬ頑丈さである.

これは溶かさなければどうしようもない.かといって何時間も放置すると冷蔵庫に避難させたツクシやら肉やらが解けてしまう.

そこで取り出したるは一本のドライヤー.流石に加熱されてはひとたまりもあるまいて.

だが思ったより全然溶けない.溶けないと言っても他に方法は無いから,温めては削り,削っては温め,破片をバケツに回収して再び温めるなどということを繰り返すこと30分.ついに最後の大物が外れた.amazonの段ボール(薄い方)くらいのサイズはあった.ちなみに途中でこんにゃくゼリーが2個,コンソメが3個出てきた.

かくして我が家の冷凍室はもとの容積を取り戻したのである.

なお,削り取った破片はスタッフが苺シロップをかけて美味しく頂き…たかったのだが誠に残念ながらシロップが手元に無かったので断念した.

タグ:掃除
posted by Rion778 at 20:17 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月30日

アホですよ

「消費税率アップはアホ」麻生氏がさや当て

やはり閣下はそんじょそこらのポスト小泉とはワケが違う!

「次期総裁は頭文字Aで決定」とかいう話を友人に教えてもらったんだけど,いよいよどっちのAだか分からなくなって…ないか.

タグ:麻生太郎
posted by Rion778 at 23:33 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | PC関連。HTMLとか,Linuxとか,Rとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月29日

記事の分類

ブログにイロイロ書いていると記事の分類に困ることがしばしばある.特にブログにも記事にも具体的なテーマが無い場合は, コウモリやカモノハシの如くどこに分類したらいいのか困る記事がわらわら出てくる.

これはどうしたものかと思っていたのだが,よくよく考えると無理に分類する必要もなさそうな気がしてきた.

分類がしてあって有り難い場合というのは,その分類が簡単な場合に限られる.これは例えばモノのレビュー, 何か特定の分野に関する記事などである.こうした情報を求めてやってくるような人間は, そのような情報がひとまとまりになっていると便利だと感ずると思う.目的意識がはっきりしているからだ.

これが日常のちょっとした思いつきや発見何かを書き留めた記事となると,必ずしも既存の分類に当てはまらないコウモリ記事 (ex.今書いているこの記事)になる可能性がある.こうしたものを無理に分類すれば,グループ内の記事件数が極端に少なくなるか, イマイチ何を扱っているか分からないグループが出来上がるかのどちらかになる.こうしたグループはどうも使いにくそうである. はっきりした目的意識の下にこのような記事を求める人間もほとんどいないだろう.

それじゃあコウモリやカモノハシはどうすれば良いかという話だが,これはとりあえずまとめてどっかに入れておけばいい.日記, あるいはそれに類する適当なカテゴリを作っておき,そのなかに何でもかんでも放り込んでおく. これをある程度の件数になったときに見直してみれば,あらたなカテゴリーが形成できるということを発見できるかも知れない.

要するにその時初めてカテゴリーを作れば良いのであって,カテゴリーありきで記事を書く必要は無いのである. 何事も必要に迫られて導入してこそ真価を発揮できるのだ.

ちなみにもう一つ解決の手がある.タグの導入である.近頃英語圏のブログでは記事の分類にタグを使用しているものが散見される. タグによる分類なら一つの記事を一つのカテゴリーに属させなければならないということは無くなるから, 分類についてあれやこれや悩むことも無くなるハズである. 単にキーワードを付けるだけならばコウモリだろうとカモノハシだろうと容易であるからだ.

そういやseesaaもタグを最近導入したはずだ.一つのブログ内で使えるのだろうか?

…おお,できた.さんざ考えておいてコレか.新機能の追加には注意せねばならんな.

posted by Rion778 at 22:46 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 考え事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月28日

悪いのは誰ですか?

福岡の自動車転落事故のニュースをやっていた.

このニュースを聞いてまず非難の矛先を向けられるのは飲酒運転をしていた上ひき逃げをして, 捕まってなお嘘の供述までした福岡市職員であり,飲酒運転を止めなかった同乗者である. 福岡市の対応や飲酒をさせた店にもいくらかの責任があるかもしれないが,加害者がまず第一に悪いというのは誰の目にも明らかだ.

しかしテロ朝である.

わざわざ衝突試験の映像まで持ち出してきて,ガードレールがもう少し丈夫ならこの事故は防げたかもしれないなどとのたまうのである. 一時は減った飲酒運転がまた増えてきているからちゃんと対策すべきなどとのたまうのである. どうやらどうしても国を悪者にしないと気が済まないらしい.

しかも肝心の今林容疑者については何の言及も無しである.

コレには流石に驚いた.ここだけ見たらまるでガードレールが原因のように思えてしまう.

先日麻生外務大臣が来たときは経費削減についてずいぶんご大層なお考えをお持ちと思われる発言を連発しておられたが, 飲酒運転の暴走自動車まで想定した強固なガードレールをぽんぽん作ることは問題ないと言うのか. まさかタダでガードレールが設置できるなどと思っているのだろうか.

posted by Rion778 at 23:14 | 岐阜 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月26日

平凡な一日

今日は特に何もない平凡な一日だった.

と,さっきまで思っていたのだが,よくよく注意深く思い返してみればそんなことはない.

目覚めからして普段とは違う.昨日までの疲れが出たのか,腕の神経痛を忌々しく思いながら目を覚ましたのである. こんなことは年に一度二度あるかないかであって,この時点でもう平凡な一日でない.

他にも炊飯器の中におとといのご飯が残っていてやばいことになりかけてたり, 半袖で稲刈りをしたために腕に細かい切り傷が沢山出来ていてびっくりしたり, Tikkyだと思い込んで注文したシャープペンシルが実はTikky2で軽く落ち込んだり, ジャージの上だけがどこかへ行ってしまってひどく動揺したり,夕方から夜にかけてカンカンという謎の金属音が続いて気味が悪かったり, 日焼けの赤みがウナコーワクールで抑えられ,塗ったところだけ白くなることを発見したり, まぁとにかく人生初レベルの経験がいくつも出てくる.

それなのに私は「今日は平凡な一日だった」と思っていた.

これは私が「2006年8月26日は平凡な一日である」と以前より思いこんでいたための祈願成就だ.今は夏休みであり, 夏休みで大学関係の予定が入っているのは8月25日までであるからして,翌日8月26日は平凡な一日であって然るべきだ,と, 別に意識していたわけではないが私は思いこんでいたはずである.そう思って今日を回顧すれば,今日はいつも通り7時過ぎに起き,洗濯をし, 本を読み,昼寝をして買い物に出掛けただけの平凡な一日だったと結論づけられる.

これを逆に「2006年8月26日は非凡な一日である」との前提に立って回顧すれば, 前述したように非凡な経験がいくつもピックアップされ,本当に「非凡な一日」となるのである.

以前友人が「人間の思いこみの力をなめるなよ」と冗談めかして言っていたが,実際に思いこみの力とは恐ろしいものだ. 思いこみ次第で一つの事実から全く逆の2つの結論が生まれてしまう.

何かを考えるときは今の立場と逆の立場に立って考えるという事を忘れてはダメだな.

タグ:観察 考察
posted by Rion778 at 22:26 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デフレってやつですか?

飲み会だ.

いわゆる割り勘というやつで飲み会をするのは初めての経験であるからして, 損は伝聞などより推測して5000円程度の出費を覚悟して出席した.

いや,やもするとコレでも足りないかも知れない. 家で飲み会的なDVD鑑賞会などを催しても1000〜2000円の出費が出るからして,倍以上は見て間違いなさそうだ. 飲食店の原価率は3割が普通で赤字ラインでも5割だという話を聞いたことがあるし.

ま造兎にも角にも割り勘的な雰囲気なので割と好き放題飲み食いした.炎天下での作業後ゆえ胃腸の調子は全開ではなかったが, いい気分に酔っぱらう位には飲んだし,お腹一杯になるまで食事もした.

ところが,ところがである.

飲み会が終了し,伝票の計算を済ませた幹事的人間の申す金額は3000円でおつりがくる金額である.

ああ,まだまだ日本の景気的なものは悪いのかとそんな気もしてくる.

ちょっといいものを食べる金額で飲み会が出来るというのは想定の範囲外としか言いようがない.

想定外ついでに言えば,気が付けばメンバーの大半が気が付いたら割となじみの薄い的人間に変わっていたというのも想定外である. 損にしてみれば飲み会などというものは相当程度にうち解けた仲であるからこそできるもので, 飲み会で親睦を深めるなどということはどだい無理な話である.

最終的に一人で飲んでいるのか,それとも二人で飲んでいるのか的状況になったのはま造仕方がないのかもしれない.

posted by Rion778 at 00:12 | 岐阜 ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月21日

回線復旧

先月末より下宿先の回線がとんと繋がらなかった.

端末装置の説明書を信用する限りこれの故障とは思えず, またプロバイダの方も具合が悪かったとのことでもしかするとそのうち直るかもしれぬと放っておいて実家に帰っていた次第である.

ところが下宿先に戻ってみるもやはり繋がらぬものだからこれはいよいよ装置の故障かと思い,今日の昼頃NTTに電話してみた.

が,なかなか繋がらない.3度目か4度目にようやっと繋がったのだが,

「あー,インターネットの関係はコチラじゃないので今から言う所へ問い合わせし直して下さい」

などという.む,装置の説明書に書いてある「故障の際はこちら」という番号に電話したのだが違うとな.

気を取り直して指定の番号にかけ直すもなかなか繋がらない. NTTの相談窓口というのはこうも混雑しているのかといささかの同情も感じつつかけ続けること5回目か6回目にようやっと繋がった.

で,あちらで確認してもらう限りは何の異常もないというので担当者を寄越すということになった.今日大丈夫なら今日向かわせる, 時間が決まったら再度連絡するとのことなので待っていると4時頃携帯が鳴った.

「今マンションの一階にいるのですが…」

なんか微妙に手順を省かれた気がするがまあいい.

彼の説明に寄ればマンションそのものの集合装置とやらが原因かもしれない,お宅に入る必要は無いかもしれない, また何かあれば携帯に連絡するとのこと.

待つこと30分.

「ピンポーン」

…なんだかまた微妙に手順を省かれた気がするがまあいい.

結局繋がらないので室内の装置も確認すると言う.で,装置を見ても分からないので壁の端末の方を確認したいと言う. いろいろ置いてあったのでどかして見てもらうと

「あれ?微妙に抜けてますね」

それは先ほど君が配線を引っ張ったからではないかね?と思ったが「ええ!本当ですか!?」と当たり障りのない反応をする私.

そこは何度も確認し,ケーブルを替えて実験もしたのだから差し込み直したところでどうこうなるものでは…

繋がった.

まさかそんな初歩的な原因で半月も繋がらなかったのだろうか.何度も確認したつもりだが万が一ということもある. そう考えると恥ずかしくなってくる.だが聞くところによればマンションの集合装置とやらも大分いかれてたようだ. しかし何が原因かは話を聞いてもイマイチ分からなかった.

「コンデンサが…つまりここは大丈夫で…」

などとイマイチ解せぬことをつぶやきつつ青年は一人納得してしまい,

「今回は大変ご迷惑をおかけしました.それでは」

などと言って帰ってしまった.もしケーブルの接続不備ならばご迷惑をおかけしたのは私であるが, 青年がいうからにはやはりご迷惑がかかったのは私なのかもしれない.青年に聞けば万事解決したろうが,微妙に高いテンションが癪だったので 「はい,はい」とから返事をして済ませてしまった.大体タダで直してもらっておいて(NTTの管轄なので完全に無料らしい) これ以上手を煩わせるのも何だなと思った次第.

多少すっきりしないところもあるがともかく直ったのだから目出度し目出度しということで良いのだろうか.

posted by Rion778 at 17:20 | 岐阜 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月20日

四六時中

四六時中という言葉は「4×6時中」で「24時中」,つまり1日中の意味になるのだよ!

…え?知ってた?

実は二六時中という単語が漱石の小説に出てきたから…って「二六時中」が一発変換できるや.
ということはやはり常識か?

もうちょっとしっかり本を読んで単語を蓄えにゃならんかね.

そういや今日の朝刊に小学校の国語で古文・漢文の指導を行うことを見当しているという記事が載っていた. なかなか結構なことだと感心して読んでいたが,さてどるなることか.

小学生が古典を引用しつつ会話を交わすような時代がやってくるのかしらん?

…それはないか.

タグ:単語 小ネタ
posted by Rion778 at 01:46 | 岐阜 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ的なもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月18日

キーボードは語る

「ブログのネタが出来たじゃないか」

と言われて一週間忘れてた.まあ曜日は同じだし一週間遅れて日記を書いてもさして問題はあるまい.

先週の木曜日に件のショッピングモールがどんなものかと友人を連れ偵察に行ったのだ. ついでに友人の奢りでついうっかり噂の映画ゲド戦記を鑑賞してきた次第である.

とりあえず件のショッピングモールに関して分かったことは

  • さすがにもうアホみたいな渋滞はしてない
  • しかし道の広さと交通量が比例していないので着くまでになかなか恐ろしい思いをする
  • カーナビがあっても地図で調べるということを忘れてはいけない
  • なんか大道芸人がいた
  • 1/3が服屋で
  • 1/3が靴屋
  • そんなかんじ
  • 所詮ホームセンターはホームセンターである
  • 測量野帳は意外と売ってない
  • 本屋はでかいに限る
  • ダイソーが与えてくれたドキドキとワクワクは500円商品とかの登場により薄れつつある
  • ヴィレッジヴァンガードは本屋じゃないと思う
  • 何だかんだ言ってスガキヤである
  • チェ・ゲバラはうちの大学の某教授に少し似ている気がする
  • トヨタの社員が一斉に帰宅することによって発生する渋滞をなめてはいけない

とまあこんな感じだ.

で,肝心のゲド戦記だけど…

あー

キーボードのUからQまで横に読m(ry

えー

原作に非常に興味が湧く映画だと思います.

posted by Rion778 at 01:16 | 岐阜 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月16日

なぜメモるか

安心して忘れるため,頭を空っぽにして次の情報に備えるため,考えをまとめるためなど,メモをとる理由はその人によって, また状況により異なるだろう.

私にとっての一つの理由は「安心して思い出す」という点にある.

考え事をしているときに何が恐ろしいかと言えば「半端に思い出した」という状況だ.関連した書籍名や人物名が思い出せたならまだいい. 本棚を探すかGoogleでも使って検索すればいいのだから.

しかしそうではない場合がある.セリフやアイデアについて概念のみが想起されてしまい, 何ら重要なキーワードが思い出せないときがあるのだ.ちょうど曲のメロディーだけ思い出してしまい, 曲名も歌手名も分からないという状態に似ている.こうなるともうほとんど探しようが無いのだが,それでも気になるから賢明に探す. 関係のありそうななさそうなキーワードを片っ端から検索エンジンにかけ,最近読んだ本を漁り,何とか思い出せないか必死に考えてみたりする. このときに費やされる労力と時間たるや相当なものである.

つまり,この時の保険としてメモがあるのだ. ともかく気になったことや考えていることなんかはなるべくメモ帳に書き写すクセを付けておき,本を読んでいて重要だと思った部分, 面白いと思った部分は書き抜くよう心がける.こうしておけば後で何か気になってもメモ帳を見れば答えが載っている場合が多いし, そうでなくとも自らの思考の変遷を辿ることが思い出しの手がかりとなる.また,「書く」ということで記憶の定着も良くなるから,そもそも 「半端に思い出した」という状況もかなり減るのである.

タグ:考察 メモ
posted by Rion778 at 23:55 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 考え事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月14日

パワーポイントでお絵かきすればドライバーの使い方が分かる…かも

今取りかかっているレポートには栽培装置の概略図を示せという指示がある.「パワーポイントなどのドローイングソフトを使って」 という説明なのでこれにのっかってパワーポイントで作ってみることにした.パワーポイントを作図に使ったことなどない.今回が初めてである.

しかしこれがなかなか手間のかかる作業だ.例えば単純な箱ならすぐに作れるのだが,その箱を組み合わせて厚みのある箱を再現したり, 点線を利用して内部構造を示したり,容器に蓋をしてみたり,直線で配管を再現したりといろいろやっていると時間があっという間に過ぎていく. 今日の午後はこれで潰れた気がする.というか今日は11時頃起床なので実質一日これで潰れた気がする.

だがおかげで納得の行く作品を作ることができた.また,その過程でいくつか表現方法を習得することもできた.パワーポイントには箱, というか立方体や長方形をパッと作成する機能が付いているが,必ずしもこれを使うのが最良で最速であるわけではなく, 地道に直線を組合せた方が有利な場合もあると気が付いたのは2個目の図に取りかかったあたりだったか.

その時思い出したのが「ハンマーを持つ人には全てが釘に見える」(If all you have a hammer, everything looks like a nail. バルックの考察)というやつ. ある方法を知っている人はどんな問題もこれで解決しようとしたがる,という意味だ. そういやハンマーを手にした時の某イタリア人ヒゲ親父のはしゃぎっぷりは凄まじいものがあるなぁ.…まぁともかく, 今日はハンマーの他にドライバーの使い方も分かったというような感じだった.今の私の目には釘だけでなくネジも見えるぞ!

で,私がドライバーの使い方に気付けたのはハンマーだけで解決するには大変な作業に丁寧に取り組んだからだ. いい加減な仕上がりで良いのならハンマーだけで充分だろうから,ドライバーの使い方には気付かなかったかもしれない. 自分にとってちょっと負担になるような仕事に真剣に打ち込み,何か近道がないか模索するのは重要で有益なことだ. 何をするにも向上心を忘れてはいけない.

ところで余談だがこういうことが得意なのはハッカーと呼ばれる人種ではないだろうか. 彼らは3時間かかる仕事を30分で終わらせる方法を2時間30分かかってでも探すとかなんとかそんな嗜好のやつらである.ハックとは 「最良ではないかもしれないがあり合わせの簡単な方法で効率よく仕事をする」とかそんなニュアンスの言葉だ(でも逆に, 例えばソースコードにまったくHello Worldの文字を入れずにHello Worldを表示させるなどという面倒な遊びも「ハック」 である).つまり「ハッカー」というのはいわゆるクラッカーとはもちろん違うし,また単にパソコンに詳しい人という意味でもないのだ. 私もいつか優秀な「ハッカー」になりたいものである.

posted by Rion778 at 01:56 | 岐阜 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月13日

噂を噂と見抜ける人でないと(ブログを使うのは)難しい

陶芸家なら失敗作は叩き破って巷間に流れ出ないようにするのが常識,書道でも良心的の人なら, 絶対に他人の目に触れないようにするものだ.そういう点のルーズさが,死後に恥を流すことになる.みずからの書いた文章が, いつどこでどんな人に見られるかを考えれば,いい加減なものは書けなくなる. 手を抜くべからずという教訓をかみしめて身につけるべきである.
板坂元「続 考える技術・書く技術」 P161 「文章は不朽之盛事」

また,同書(1977年初版)で板坂氏は全ての人間が自己の表現方法を得る「一億総タレ化」 は不可能と述べている.しかし,現在のブログブームを考えればまさに「一億総タレ化」時代が到来していると言ってもいいだろう.

ところで,この「一億総タレ化時代」の中で,板坂氏の指摘した「手を抜くべからずという教訓」 は守られているのかというと,どうも微妙な気がする.何というか根拠が無く,ついでに責任も丸投げにしているような文章が目に付くのだ. 数は多くないと思うのだが,口を滑らせたというか筆を滑らせたというか,あるいはタイピングを滑らせたというべきか, ともかく油断したとしか思えない無責任な文章が時々ある.

例えばちょっと前にはいわゆる「福島コピペ」 の信憑性についてが話題となった.ソースが存在していると誰もが思いこんでいて,さらに「いかにもありそう」 だから追求することを怠ってみなが文章化し広まってしまった典型的な例だろう. 他にもダイソーやブックオフなどのいくつかの企業が創価系企業であるという説や,誰それは在日であるという噂など, 「いかにもありそうだから」という理由だけで流布している「実は根拠のない噂」はぼちぼちある. 少し検索すればあくまで噂であるということは確認できるのだが,もはや確定した事実であるかのように書かれることがある. ソースが無いのになぜそこまで信用できるのか.

例えば初めて話題に上る情報であればソースが無ければこれが信用されることはまずない.しかし, すでにある程度出回っている情報だとソースを明示せずとも受け入れられることがままあるのだ (例えばGoogleでのヒット数を信頼度の目安とするような場合があるように). それはもちろんソースの無い情報は出回る前に淘汰されるため,広く出回った情報にはソースが存在すると予想できるからである. しかし上の例のように大したソースなしに(あるいはあったとして誰も引用せずに)噂が一人歩きしてしまうということは現実にある. これはネットに限ったことではなく,例えば誰もが引用していた学術論文が実はまともな実験に沿ったものではなかったなどという話は結構ある (だから研究者は誰かがやった実験でも繰り返し行うのである).

もっとも,根拠が確認できない話を全く扱うなと言うつもりは無い.噂というのは楽しいから広まるのだ.しかし, 井戸端会議で広まった噂ならそれこそ75日もあれば消えるだろうが,ネットはそうはいかない.劣化して無くなる可能性が無いだけでなく, 誰がコピーするかバックアップするか分かったものではない.まさに「不朽之盛事」である. よって噂を扱う限りは噂であることを明示しなければならないし,また井戸端会議よりも責任が重いということも自覚しなければならない. それは自らの手によって不特定多数の人間に「出版」されているのだから.

余談だが,近年のブログの浸透具合は凄まじいと思う.この間NHKでブログを作成する講座が放送されていたときには驚いた. 「コンセントを接続して…」などとそんなレベルから説明せず, もうネットに接続できるという前提で話をしても視聴者に受け入れられているということか. 出演者からするに対象は定年後くらいの年齢層だと思うのだが,これくらいのレベルの内容に需要があるのだろうか.もっとも, 私の祖父はパソコンから無線,カメラやAV機器などとにかく機械やデジモノの好きな板前であったから, 今のお年寄りというのはむしろパソコン大好きな方が多いのかもしれないが.

タグ:ブログ
posted by Rion778 at 01:49 | 岐阜 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 考え事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月09日

紙の裏を使わない

バラバラの紙というのはバラバラであることによる利点があって,それは両面に書くことで損なわれてしまう. だからバラバラの紙は片面のみを使うべきであって,表面の内容を裏面に続けて書くのはあまり賢い方法ではないと思う.ちなみに表題の 「綴じられていない」に対する「綴じられた紙」というのは要するに綴じノートの事で,バインダーに綴じられたルーズリーフの事ではない.

とりあえずバラバラの紙の両面を使った場合と片面を使った場合について,考えられる利点と欠点を挙げてみよう.

まず両面に書いたときだが,この場合メモの内容についてきちんと時間軸を保ったまま, なおかつ手を触れずに一度に閲覧できる限界は2ページだ.作業スペースにもメモのサイズにも関係なく2ページである. 両手を活用したとしても6ページ(手に2枚持って4ページ,置いて2ページ)が限界で, しかも完全に同時に閲覧できるわけではないし手は不自由になる.また, バラバラにして床に広げてみても頻繁に裏返す必要があるのであまり意味がない. ホッチキスかペーパーファスナーで綴じてしまった方が紛失の危険がなくていいくらいだ.このように欠点はいくらでも出てくるのだが, 両面を使うことによる利点は紙の使用量が節約できるという意外に思いつかない. だいたい紙の節約と言っても手書きに使う程度の量だからたかがしれている. 普段から印刷反故をメモに使うような人なら節約の必要はほとんどないので結局利点は何も無いことになってしまう.

対して片面に書いた場合,紙を余分に使うという点が欠点であるが,考えられる欠点はそれだけだ. 両面使った場合と対照的に利点がいくつも挙げられる. まず作業スペースと自らの視力の許す限り何枚でも同時に閲覧することが出来るという利点がある. 一度広げてしてしまえば両手は自由に使えるし,配置を換えることでKJ法の様な効果が得られ理解や発想の助けになるかもしれない.また, スキャンしてパソコンに取り込む際も楽だろう(特に小さな紙).裏が白紙だとしても, 例えばどうしてもそこに追加しなければいけない情報が生じたときのバッファーとして役立つだろうし, 暗記目的ならばノートの内容を想起できる質問などを書き込んでおいてもいいだろう(コーネル大学式ノートで言う左マージンのようなもの).

で,まとめると両面使いは紙の節約以外欠点だらけで,片面使いは紙の浪費以外利点だらけということになる. 紙の消費量という唯一の差についても,所詮は手書きに用いる程度の範囲での話であって,大きな差にはならないはずだ. それも印刷反故などの捨てられる運命にある紙を流用することで欠点では無くなってしまう. 裏面も使いたいというのなら綴じノートに書くべきだ.綴じノートならば一覧性以外の問題は無くなるし, それ自体で書けるという点でバラの紙より機動力が勝っているし,ルーズリーフより薄い,コストが安い(場合が多い)など, なかなか捨てがたい利点も持っている.

タグ:メモ ノート
posted by Rion778 at 00:32 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 考え事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月08日

長野県知事選

「視界は透明だったが、田中さんの政策決定過程は不透明。見せかけだけの部屋には入りたくもない」

と言ったとかいう報道がされてるけど,これって

「これからはちゃんと“見せかけも”不透明な県政をさせていただきます.フヒヒヒヒ」

と言ってるようにしか聞こえなす.まあ田中君も温室はあんまり使ってなかったとか言う話だけどね.
他にも「多少借金をしても」とか「水害は天罰」とか刺激的な発言が目立つ新知事ですわね.

しかしもう70になるじーさんを選ばなければならないほど田中はパーに見えたか?

…見えたかもね.
なんで見えたかはよく考える必要があると思うけど.

利権復活したら県民はどうすんのか?とかイロイロ疑問はあるけれど,個人的に気になったのは反田中派の英語力.

カナ文字連発する田中も良くないと思うけど,「パブリックサーバント」という単語に対して「意味が分からない」 とかヤジ飛ばしてたのには驚いた.お前ら一応政治に関わる人間じゃろと.素じゃないかもしれないけどね.でもどうせヤジ飛ばすなら 「公共の大蛇って何スか?」とかエスプリの効いたヤジを飛ばしてもらいたいものだ.某エロゲとか持ってきたらそれこそアレだが.

ああ,もしかしたら村井のじーさんが「表現センターと記者クラブがどう違うか分からない。」とか、 「チームとユニットがどう違うのかさっぱり分からない。」とか言ってるのも気を利かせた皮肉であって素じゃないかもしれん. という希望的観測.

まー私にしてみりゃ結局は他所の話なんだけど.

とりあえず新党日本が今後どうなるのかが気になって気になって夜もぐっすりです.

posted by Rion778 at 00:21 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月07日

消えたのはスイカの種ではなく,種なしスイカそのもの

最近すっかり種なしスイカを見なくなった.

そんな話をスイカを食べながらおばあさまとしていた.種なしスイカを見なくなったのは「最近」 に限った話ではない気もしないではないが,ともかく種なしスイカの流通量は少ない. デラウエアの流通量を考えれば薬剤処理による種なし作物に抵抗があるというわけではなさそうだし, 和歌山で主食として食べられているミカンも昔から種がないし,ガッツ石松の主食として親しまれているバナナも種の無い品種が主だ. 何で種なしスイカはコケたのか?

私が小さい頃聞いた理由はこうだった.

「気分が出ないから」

もっともだ.日本人ならありうる.私も種なしスイカにそれほどの魅力は感じない.

で,おばあさま曰く「それに美味しくないかもしれんね」とのこと.ん?食ったことは無いが種なしスイカは不味いのだろうか?

コルヒチン処理により作られた種なしスイカは当然ながら種がない.そして, 私が知っている限りの情報によれば果実肥大や糖分の転流というのは少なからずオーキシン, それも種で合成されるオーキシンに依存しているものである.イチゴなんかでよく説明されている. だとすれば種なしスイカはやはり不味いはずだし,果実のサイズなんかにも問題がありそうに思える.

デラウエアなんかは種なしでも甘いけどあれはコルヒチンじゃなくて植物ホルモンによる単為結果だ.それに種ありと比べたら, あれでも何か劣っているのかもしれない.

ブドウの話はともかく,種なしスイカについて調べてみたらやはり予想通り.種なしスイカの主な欠点は「気分」以外に,食味,厚い皮, 晩成,そして処理の手間らしい.食味や皮の厚さなんかはきっとオーキシン不足がいくらか影響しているんだろう.

じゃあ種なしスイカにオーキシン処理をしてやれば普通のスイカ的な種なしスイカが作れるかも知れない!っと思ったけど, 一応ちゃんと肥大する果実にオーキシン処理しても奇形果になるのがオチだな.そもそもそこまでして作る必要が無いかも.

いやしかしそんなことをせずとも売れるスイカを作る方法はもう分かっている.「ヘタにピップエレキバンを貼り」, 「四角い枠にはめて果実を肥大させる」のが最強なのはもはや自明なのである.

posted by Rion778 at 00:48 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 植物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月06日

悪名高き某部活の勧誘の魔の手がついに我が家までっ!「山のマークの万年筆」の正体とは?

「アメフト部の入部面接」

この一文を我が家のホワイトボードの「やること」欄に書き込んだ覚えのある者,一歩前へ.

ここのところホワイトボードの存在を完全に忘れていた私はマジでビビってマジメに悩んだのだ.30秒ほど. 俺の30秒を返せっ

ところで父上様に万年筆を頂いたのだ.

「まだ手書きで仕事してた頃に使ってたモンブランの万年筆があるけど欲しい?」

と仰るのでそれなりに期待していた.モンブランといえば数万円の万年筆ばかり売っているあのモンブランか!(これ以上の知識はない)

「山のマークが付いてた気がするから多分モンブラン」との事だった. でもちょっと調べてみたけどモンブランは星のマークが付いてるそうだ.「山に積もった雪を上から見たイメージ」 らしいから山って言えば山なんだろうけど.

山のマークが付いた筆記具メーカーっつーとアメリカのモンテベルデ社ってのがあった.万年筆は見つからなかったけど.この 「モンテベルデ」という社名は社長のグリーンバーグという名前をイタリア語に変換したものらしい(グリーン:緑(英) バーグ:山(独)). ブリヂストンの社長みたいな事を考える人は他にもいるんだな.

で,結局頂いた万年筆なのだが,なんとあの超有名メーカー,「PILOT」の万年筆だった! 山のマークも星のマークも付いてないぞっ☆

いやまあパイロットは大好きだけどね.モンブランなぞよりよっぽど大好きですよ. ドクターグリップにもハイテックCにもお世話になっております. Vペンやペチットワンのペン先などまるで高級万年筆のような書き味で感動ものです.一度ノック式万年筆とやらもさわってみたいものです.

結局頂いた万年筆はパイロットのカスタム74というものだった.ペン先がちゃんと金でできている.お値段もギリギリ大台に乗っている. まぁモンブランなんかもらったところで間違いなくもてあますから,むしろこっちの方が有り難いですよ.

posted by Rion778 at 01:56 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年08月04日

今月読んだ本 2006.7

先月は比較的マジメに読書カードを書いていたので何を読んだか分かるぞ.文庫と新書しかないけど.

日本共産党 筆坂秀世 新潮新書
〔寸感〕ああ,共産党は一応共産主義者が集まってたのか.くらいの新鮮な感動(?)を覚えられる無知な私は楽しめたけど,共産党マニア(?)には物足りないかも.共産党入門(?)書.

カラマーゾフの兄弟 上中 下 ドストエフスキー 原卓也訳 新潮文庫
〔寸感〕文学として構えなくても普通に推理小説としても楽しめる.「四の五の言わずとりあえず読んどけ」的な事をよく評判として聞き,実際その通りだと思うけどついうっかり徹夜してしまうので注意.テスト前は注意.テスト…ハァ.

「超」文章法 野口悠紀雄 中公新書
〔寸感〕「分かり易い文章」を書くにはどうすればよいか?を「分かり易い文章」でまとめてある本.今までの読書技術のまとめと反省みたいな感じ.とりあえず文章の書き方を知りたいのなら,これより先に木下是雄先生の「理科系の作文技術」を読むべき.理系も文系もね.

考える技術・書く技術 板坂元 講談社現代新書
〔寸感〕アイデアを熟成させる方法と,分かり易い文章の書き方を論じたベストセラー.文房具がお好きなようで,ちらほら文具の話題が出てくる.インクが入ってて酸化して色の変わる鉛筆ってのがお気に入りらしい.スゲー欲しいけど売ってないぞ.どういうことだ.あと大学近辺で黄色のダーマトグラフがいつも品切れなのはこの本の影響かなと勝手に思ってる.ちなみに続編があるのだけれど全然流通してない.絶版?結局アマゾンのマーケットプレイスで頼みますた.

「超」整理法〈4〉コミュニケーション 野口悠紀雄 中公文庫
〔寸感〕「超」整理法シリーズからコミュニケーションに関する部分を抜粋してちょっと補強した感じの一冊.今までの著書を読んでいると目新しさがない.あと企業内での情報伝達に関する記述が主なので人によっては役立たない.

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 R.P.ファインマン 大貫昌子訳 岩波現代文庫
〔寸感〕長短様々のエピソードが詰まった一冊.科学とはこんなにも面白いものだったのか!と思わされること間違いなし.物理学のみならず,心理学や生物学,哲学など何にでも首を突っ込んでいる.全ての分野の科学者,そして科学に興味を持つ全ての人間に読んでもらいたい本だ.

これだけかな?多分.積ん読と参照だけして通読してない本があと何冊かあるけど.もえたんとかもえたんとかもえたんとか.もうちょっと読めるなぁ.と思ったけど,私の記憶が確かならば7月は試験が沢山あったはず.どこに本を読む時間などあったのでしょうか.謎ですわ.

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posted by Rion778 at 21:30 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本,読書,読み物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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