2007年05月27日

大学生のためのLinux 3.RとESSのインストール

「LinuxでR使うならESSを使うと便利だぜ!」と偉い人は言うけれど、 日本語のマニュアルが現在どこにも落ちていないのでイマイチどう便利なのかわからない。英語のマニュアルを読むしかないのかしらん (;つД`)

ともかく、VineLinuxの場合インストールは簡単にできる。RはVine extraに入っているので、 extraを有効にすればapt-getできるし、ESSはrpmを作ってインストールすればいい。

ではまずはRのインストールから。

Vine extraは初期状態だとおそらく有効になっていない。なのでまずはこれを有効にする。方法は簡単で、 /etc/apt/に入っているsources.listを編集すればよい。ただしスーパーユーザーでなければならない。 スーパーユーザーでログインしてもよいが、簡単なのは端末でsuコマンドを実行し、 一時的にスーパーユーザーになった後にviというエディタを使って編集するやり方。

まずはスーパーユーザーになる

$ su

と入力してEnterを押すと(なお、 行頭の$は一般ユーザーであることを示しているだけなのでタイプする必要はない。端末画面にはあらかじめ表示されている。) パスワードの入力を求められる。そこで、 インストール時に設定しているrootのパスワードを正しく入力すれば行頭の表示が"$"から"#"に変わる。 これが現在自分がスーパーユーザーになっていることをあらわす。なお、スーパーユーザーから一般ユーザーに戻るためには

# exit

とコマンドを入力すればよい。以降の説明では一般ユーザーでの操作は"$"を、 スーパーユーザーでの操作は"#"を行頭につけて表記する。

スーパーユーザーになれたら、

# vi /etc/apt/sources.list

と入力する。するとsources.listがviで開かれ、 端末上にsources.listの中身が表示される。viの操作方法のうち、最低限知っておくべきいくつかのコマンドを示すと

  • [ i ] 入力モードへ
  • [Esc] コマンドモードへ
  • [ :q ] エディタを終了して端末へ戻る
  • [ :wq ] 変更を保存してエディタを終了

である。起動した状態ではコマンドモードになっている。入力モードに切り替えて編集する。終了、保存などはコマンドモードで行う。 これらコマンドを利用し、sources.listの中の

# (master)
rpm     [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 4.1/$(ARCH) main plus updates nonfree
rpm-src [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 4.1/$(ARCH) main plus updates nonfree

という記述部に、"extras"という記述を加え、

# (master)
rpm     [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 4.1/$(ARCH) main plus extras updates nonfree
rpm-src [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 4.1/$(ARCH) main plus extras updates nonfree

にしたのち、変更を保存してviを終了させる。

次に、

# apt-get update

してパッケージリストを取得する。これが完了したら、

# apt-get install R

でRをインストールすることができる。

なお、Rを起動するには端末で

$ R

と入力すればよい。

次に、ESSをインストールする。

ESSとはEmacs Speaks Statisticsの略で、 EmacsからRやS、SASといった統計解析アプリケーションが便利に使えるLispプログラム…らしい。

とりあえず全然使いこなせなくても端末からRを動かしているよりは便利なのでインストールする。

まずは本家へ行き、最新版のESSをダウンロードする (Sourceというリンクの先)。この記事を書いている時点ではess-5.3.4.tgzだ。拡張子が分かれているが、 tar.gzもしくはtgzとなっているものを保存する。保存したらとりあえず展開する。「ここに展開する」 を選べば自動でフォルダが作成されてその中に展開されるはずだけど、ブチまけないように注意。

展開したものの中をのぞくと、「RPM.spec」 というファイルがあると思うので、これを好きなエディタで開く。そうすると12行目くらいに「Copyright」 と書いてあると思うので、これを「License」と書き直し、上書き保存する。ちなみに、この作業がないと 「旧来の構文はサポートされません」とか何とか怒られる。保存したら、フォルダをもう一度書庫に戻す。右クリックして「書庫の作成」 でいけると思う。拡張子がtgzだった場合、tar.gzになるかもしれない。

次に、今作成した書庫からrpmを作る。

$ rpm -ta ess-5.3.4.tar.gz

と入力する。なお、「ess-5.3.4.tar.gz」 は適宜読み替えて今作成した書庫を指定するようにする。このコマンドを実行すると、いろいろ処理された後、 /home/ほげ/rpm/RPMS/noarch/の中にemacs-ess-5.3.4-1.tgm.noarch.rpmとかいうファイルができると思うので、 これをインストールする。rpmをインストールするには

# rpm -ivh emacs-ess-5.3.4-1.tgm.noarch.rpm

を実行する。もちろん、これも後半は適宜読み替えて。 ちなみに"-i"がインストールオプションで、"vh"が進行状況を表示するオプションなので"vh"は省いても大丈夫。

これでESSのインストールができた。インストールしたら次は設定。

Emacsの設定ファイル (ホームフォルダで隠しファイルになっている.emacs.el)に、(require 'ess-site)という記述をどこにでも追加すればおk。もっと細かい設定はRjpWikiのESSの設定ページなんかを参考に。 大まかな使い方もRjpWikiのESSの使用方法ページを参考に。

ちなみに、 C-cと書いてある場合はCtrlキーを押しながらcを押すことをあらわしている。そして、M-xの場合はAltキーを押しながら、 あるいはEscキーを押した「後」にxキーを押すことをあらわしているので参考までに。

やっぱWindowsかmacでRGUIを使った方が楽な気がするなぁ…

posted by Rion778 at 20:31 | Comment(0) | PC関連。HTMLとか,Linuxとか,Rとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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