2007年01月21日

いつまでも頼ってはいられない

有名だけど統計処理プログラムでもない有料のソフト(はっきり言えば Excel だが)
は,頼まれても使いたくないが,Rは使うなといわれても使いたい。
青木繁信 Rによるデータ解析

今度からは統計処理にRを使ってみようと思い,データ解析環境 「R」―定番フリーソフトの基本操作からグラフィックス、統計解析までを買ってみた. グラフ作って分散分析して多重比較してなんて作業をExcelで全部やるのは辛いのです. 特にデータが多かったり, 分析ツールが入ってないor信用ならない場合.

一通り読んでみたけど,普通のデータを統計処理するならやはりRの方が簡単そうだ.統計学の教科書 (初歩的なやつ)に書いてある程度の事ならば大して勉強しなくてもできる感じ.それにしても少し初心者向け過ぎる本だったかもしれない. まあ分かりやすいといえば極めて分かりやすいし,これくらい基本的なことから解説している本が一冊あるに越したことはないんだけど.

で,色々できるRなのだから,温度の測定データくらい軽く扱えるはずだ.

っと思って温度のデータをどうにかこうにかすべく頑張った.でもイマイチ上手くできない. なんとか散布図にしてみてもやたらPCに負荷がかかる.それに時系列データの取扱いに関しては買った本に載ってない. 入門の入門みたいな本だからなのか?ところで時系列データってのはいつもグラフにして, その観察しかしてない気がするけど他に取扱い方は無いのだろうか?回帰分析とか.

とか思って色々調べてみたら,やっぱ時系列データを使った解析ってのはあるらしい. そして今まで知っていた簡単な回帰分析とは違うような気がする.しかし何やら難しくてよく分からない. グラフの書き方もなんか違ってたっぽい.お財布の都合で買わなかったThe R Bookには時系列解析の章があるから明日にでも生協で買うかな.

とりあえず時系列解析は今後の課題にして,今回のデータはおとなしくExcelさんにグラフ化してもらおう…

posted by Rion778 at 20:40 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

疑惑

         *'``・* 。 
        |     `*。 
       ,。∩      *    もうどうにでもな〜れ 
      + (´・ω・`) *。+゚ 
      `*。 ヽ、  つ *゚* 
       `・+。*・' ゚⊃ +゚ 
       ☆   ∪~ 。*゚ 
        `・+。*・ ゚ 

昨夜ちょっと頑張ってテスト勉強でもしてみようかと思ったが二時間で挫折. 講義の内容にどの程度の信憑性があるのか気になりだしたらもう止まらない.調べても講義のソースは見つからないし. 講義で説明する内容に対しては,追求の手段を用意しておくべきだと思うんですがどうでしょう. 試験をクリアするだけならノートを適当に暗記しておけば十分だろうけど,それってどうなんだろう.成績いいだけのバカって最低だもの.

信憑性といえば,あるある大辞典の捏造がやっと明らかになった件を思わずにはいられない. というか騒いではいるが,みんなフィクションだと思ってたんじゃないのか. 売り上げが傾いてきた食品に対する長めのCMみたいなものだろうて.

あるある大辞典といえば,大学の講義でこの番組の録画を上映したのち,「皆さんが興味を持てるかと思って見せましたが, 科学的にいえば間違った内容なので信じないで下さい.」 と衝撃的な発言をなさった教官もおられた.そもそも○○を食べるだけで!とか○○運動をするだけで! というのは冷静に考えればおかしいんだから,少しは調べるということをしなくてはダメだ.

とはいえ,私の実家では黒豆ココアが買い置きしてあったり,好きでもないのに「体に良いから」という理由で納豆を食べていたり, どう見てもヤバイ色をした自作の健康ジュースが置いてあったりする.ミネラルウォーターもどこかしらから箱で仕入れている. まあでもおかげで「健康食品」という類に良いイメージを持つことはなかった.だって家の人間はみんな不健康なんだもの.

posted by Rion778 at 11:38 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2007年01月16日

レポートが…

終わっている.まだ期限まで余裕があるのに(´・ω・`)

せっかくなので見直していたが,見れば見るほど修正したくなってくる.実験の内容が正直言ってひどいので, まるでツッコミの塊のようなレポートになっていたのだが,ここまでやると人間関係に深刻な問題をもたらすのではないかと思えてきた. まあ実験を担当した教官とは深刻な問題が生じるほどの関係も無いが.

それでも念のためツッコミをやわらかい表現に,ともすれば突っこんでいるなどと気付かないほどの表現にあらためていったのだが, 書いているうちにテンションが上がってきて結局ツッコミが増えてしまった.明日もう一回見直そう.

つーか統計処理を求めるのならデータの集計方法くらい考えてほしい. こんなデータの取り方じゃ大したことは出来ないと実験中から思っていたが,案の定大したことは出来なかった.

ところで,とりあえずデータだけ集計して, 統計処理は各自自由な方法でやってくれと丸投げするのは担当する側からすると楽でいいかもしれないが, それで学生側が色々な処理方法を試みたら結果にバイアスかかるんじゃないかなぁ,と,レポートで「自由な」統計処理が求められる度に思う. 中には処理方法をある程度指定してくる教官もいらっさるが.

ところで前回のレポートはまだ回収されていない(〆切:昨日).今日提出したって期限内扱いだろう.なんか色々台無しだ.

タグ:レポート
posted by Rion778 at 23:40 | 岐阜 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2007年01月15日

中ボス

くらいのレポートがオワタ.

ワードに文章を打ち込み始めたのは日曜の昼頃だっただろうか.一日で編集時間が600分になっている.

今日あらためて思ったのだが,レポートが行き詰まるのは作業がタイヘンとか量が膨大とかそんな理由じゃなくて, ちょっとした知識不足なのだ.

今日は二元配置の分散分析,略すとtwo-way ANOVAなるものをするにあたって, 欠損しているデータをどうやって取り扱ったものかとかなり長い間悩んでいた.答えは手持ちの統計学の本の中にあって,こういう時のための 「欠損値補填法」というワザが存在した.1個の欠損なら簡単に, 2個以上の欠損なら気合いと根性でとりあえずな値を入れられるという優れもの.

まあとにかく,こういう機会にものすごい労力を投下して「一つ賢くなった!」と喜ぶのもいいが, やっぱ普段から勉強しておくべきだなとつくづく感じた.

なお,レポートに早くから着手するという選択肢は無い

なぜなら,趣が無いからだ

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2007年01月11日

重みの問題

レポートが1個終わった.実験と実習のレポートはあと2つ.

10ページを軽く超えるようなレポートを3つも4つも書いて実験と実習の単位は合わせて2単位しかもらえない. コマ数は3コマ半もあるうえ,時間内に収まらないことも多々あるのに.ただ授業を聞いてテストをやるだけの(というと多分な語弊があるが) 普通の講義は1コマで2単位なのに.

実習は実習だけで完結するが,講義は予習も組み込んでいるので単位が多い. というような説を遠い昔に聞かされたような気がしないでもない.この「説」を聞いたときはまあそれなりに納得もしたが, 実際問題として大学での拘束時間が長いのも家での投資時間が長いのも実験や実習だ.

別に単位や成績が欲しくて大学に行っている訳じゃないが,投資に対しては正当な評価が欲しいと思うのは当然なわけで. でも事務方はそんなこと微塵も考えてはいないんだろうな.

まぁ内容が面白ければいいんだけど正直どうでもいい実験とかもあr(ry

タグ:レポート
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2007年01月09日

もはや一刻の猶予もない

「お前は世の中に出て行こうと望んで、 自由の約束とやらを土産に、手ぶらで行こうとしている。 ところが人間たちはもともと単純で、 生まれつき不作法なため、その約束の意味を理解することもできず、もっぱら恐れ、 こわがっている始末だ。なぜなら、 人間と人間社会にとって、自由ほど堪えがたいものは、いまだかつて何一つなかったからなのだ!」
ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟

冬休みが終わる.レポート,テスト,その他諸々の仕事を考えれば, もはやのんべんだらりと日常を過ごすわけにはいかない.

しかし,だ.私は連休の終わりというのはこのように忙しくあるべきだと思う. 夏休みの宿題は8月最後の週にまとめてやるべきなのだ.そうでなくては趣が無い.それになにより, 休日が平日より忙しいことによる副次的効果は偉大なものである.

考えてみて欲しい.楽しい休日の次に訪れる平日の恐怖を.それが生み出したのは「月曜日」 というタームに対するトラウマであり,「サザエさんシンドローム」という国民病である.

すなわち,長期休業中の宿題こそがパンなのだ!人類はこのパンによってのみ救われるのだ!

…と,アホなことを言っていてもレポートが終わる訳じゃない.もう寝よう….

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2007年01月05日

部屋が狭い気がする

「貧は悪徳ならず、 こいつは真理ですよ。 いや、 もっと真理なのは、 飲んだくれは善行ならず、 ですかな。 しかし、 貧乏もですよ、 洗うがごとき赤貧となると、 こいつはもう悪徳なんですな。」
ドストエフスキー 罪と罰

とうとう本棚を追加購入.今日は父親と一緒だったので価格を気にせず買えばよかったのだが, 結局ニトリの2990円なカラーボックスにしてしまった.まぁ価格だけじゃなくてスペース的な問題もあった.しかし, そもそもニトリに出掛けている時点で安物を買う気しか無かったのかも知れない.

今日はその後,片付けものを済ませるために大学に赴いた. 三箇日が終わってすぐの夕方というのに研究室に何人か人が居たのには驚いた.なんて勤勉な方々だ. 1時間ほど洗い物して研究室を再度覗いたら全員帰宅していた.なんて規則的な方々だ.

帰宅後カラーボックスを組み立てたり部屋の掃除をしたりしていたら,夕食を何も買ってないのに気が付いた. とりあえずその辺にあったものを食べたので今日の夕食はお茶漬けとアイスクリーム(クッキー)と源氏パイにカントリーマーム. もう少し食生活に気を配った方がいいような気もする.

タグ:
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2007年01月02日

あけおめ

年が明けているっ!

微妙なタイミングで掛け時計の電池が切れたのでそんな感じの年明け.

元日は去年より減ったものの5枚来た年賀状の返事を書き(毎年この時になると字を習おうと決心する), こっちに来てから何故か毎日欠かさず出てくる雑煮を食べ,あとはを読みながらごろごろごろごろ…

日本の伝統に従えば正月はこのような過ごし方が正しいのだ.多分.

ところで先日の事だがまたVAIOが手に入った.これで三台目 (一台はもうタイマーが発動しているので実質二台目).PCG-GR5G/BPというモデルで, 多少頼りないスペックだがまぁ普通に使える.小さくは無いけど,バカでかいLaVieCに比べれば小さいので大学用にでもしようかと.

新しくパソコンが手に入ってやることといえばウィンドウズアップデートとウイルス対策だけど, ウイルス対策はいつもフリーでなんとかしている.前はAVGってのを使ってたけど,今は軽い(気がする) eTrustってやつのプロモーション版を使ってる.プロモーション版だけど機能も期間も限定していないんだから太っ腹である.「フリー」 というと何か貧弱そうだけど,警告のバルーンが右下から湧いてきたりはしないし,今のところウイルスの被害に遭ったことはない. そもそもどんなスバラシイ対策ソフトだって最新のウイルスにはなかなか対応できるものじゃなし,ダメなときはダメなのだ. 大切なのはアヤシイURLを踏まないこととアヤシイファイルやフォルダをクリックしないこと, それとファイヤーウォールを有効にしておくとかスパイウェアの対策をするとかそういう基本的な事だと思う.

その後はイラナイソフトを消して消して消して…適当なソフトを入れて入れて入れて…

それでデスクトップに電源オフボタンなんかを作ったりしていると一日終わってしまう. いつも思うけどVAIOは無駄なソフト入れすぎだな.まあノートパソコンなんてどれもそんなものなのだろうけど.

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2006年12月30日

ごろごろー

理想的なものが現実には存在しないことは化学に限らず真実である.
絶対わかる物理化学 齋藤勝裕

実家に帰ってきてからというもの,びっくりするくらい何もしていない.このまま新年を迎えてしまいそうだ.

実家は良い.掃除も洗濯もゴミ捨ても買い物もしなくていいし,何よりご飯が三食出てくる.

でも寒い.

私の部屋は風通しが良く,日当たりが悪く,そして無駄に広いフローリングなので冬はかなり厳しい. 暖房無しでは5℃以下がデフォみたいなところだが,エアコンは超旧式なので冷房機能しかついてない.その上なぜかコタツが壊れている.

ここまで寒いともう何もやる気がしない.あんまり寒いから下宿先に戻ろうかと思ったりもする. 別に新年をわざわざ実家で迎える必要も無いのではないか.

しかしお年玉がもらえたらどうしよう.ほら,一応学生だし.あと年賀状が来たらどうしよう. こっちから出さずに送り返すだけの方針に切り替えて何年も経つのに去年も数枚来たし.

とか何とか思ってやっぱ戻らない.何よりカニよりめんどうだ.レポートの一つぐらい終わらせられたらいいけど… 無理だろうな.開き直って今年中はゴロゴロして過ごすか.

タグ:日記
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2006年12月27日

床屋

ふむ……そうか……同じ結論に至る道筋が一つでないのと同じように、同じ出発点から始まっても同じ結論に至るとは限らない……こいつはまちがいなく公理だぞ……

今日はすさまじく久しぶりに散髪に行った。

床屋というものは一応客の注文を理解しているようなふりをして、実際客の要望なんかぜんぜん理解せずに髪を切る。また、同様に客のほうにも適当な注文を投げ込んでみてどんなアウトプットが得られるか試している節もあるのではないだろうか。

自分の場合、もうなんか床屋のにーちゃんとコミュニケーションをとるのがめんどいので、「半分くらいの長さにして空いてください」と、一見具体的に聞こえるが極めていい加減な要求をして、あとは何を言われても「はい」と答える、そんな感じで床屋をやりすごしている。

今日は散髪のほかに免許の更新もしてきた。

受付のたらい回しはこの手の手続きにつき物だが、幸い時間はかからなかった。ただ、1番の窓口で「合併で住所が変わっていますがここは空欄でいいです」とおばちゃんに言われたのに、6番の窓口のおばちゃんには「住所が変わってるならここは書かないとだめだよ」と言われたのはちょっと困った。書かなくてよいと言われた事を説明しても「いやいや、書かないとだめ。」と認めない。まあ結局書かなくてもよかったのだが、自分の非を決して認めず、相手にいつでも非があると決め付ける姿勢は感心できない。誰かはこれを「偉い人が偉くなってしまう現象」と言っていたな。受付のおばちゃんがどれほどの権力を持っているのかは知らないけど。

で、手続きが終わったら講習だが、まず始まるまでの待ち時間が1時間、そして講習は初回なので2時間。イスが安物なので非常に疲れる。途中に5分くらいの休憩はあったが。しかし休憩を入れると半数くらいの人間がタバコを吸って戻ってくるのはなぜだ。回りの迷惑を考える能力が万が一あるならば、うがいくらいしてきてもらいたいところだ。

まったく、人の多いところに行くとろくな事は無い。前から思っていたけど、家の中でじっとしているに越したことはないな。

タグ:床屋 免許
posted by Rion778 at 22:38 | 岐阜 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年12月24日

それでは少しわかりにくい様な気がしないでもないでも

潜熱:物質の相変化に伴い吸収,放出される熱エネルギーのこと.蒸発(融解)または凝集(凝固)する物質の温度は変化しない(※) ので, 温度変化をもたらさない熱の作用ということで潜熱(latent heat:隠れた熱)と名付けられた. これに対して温度変化を伴う(相変化を伴わない)熱の作用を顕熱(sensible heat:感じられる熱)と呼ぶ.
※熱いお湯をふーふーして蒸発させると冷める.これは潜熱が温度を変化させたように思えるが,相の変化した(水蒸気になった) 分子だけで考えれば,その「温度」は変化していない(水分子の運動量は増えているが密度は減っているので).ハズ.

今年のとある講義でこの「潜熱」を当たり前のように使うのだ.去年ある講義で試験に出たという.ということは, その昨年の講義を受講した人間はもちろん「潜熱」が何か理解しているはずだ.そう思い,「潜熱って何?」 と友達に聞いてもイマイチな返答しか得られない(2人くらいにしか聞いてないが).一体どういうことなのか?

で,それを確認するのに加え,その他諸々の事情により,去年潜熱の説明をしたらしい「ある講義」をいっこ下の学生と共に受講している.

それでようやく一昨日真相が明らかになった.結論は,「あの説明では誰も分からな(ry

…ゲフンゲフン.

物事の理解は,それを映像としてイメージできて初めて完了する.「潜熱」 ならば水分子の挙動がイメージできなければ本当の理解はできないと思う.その部分が若干足りなかったかなと.若干.ほんのちょっとだけ.

でも,水が蒸発するときには熱を奪って,凝集するときには熱を出すなんていう(言葉にすると) 簡単なことをわざわざ分子の挙動を図説してまで解説している教科書はほとんど無い. 「エネルギー状態の高い気体になるにはエネルギーが必要だから熱が奪われる」とかそんな説明がせいぜい. 中学の教科書からまるで進歩していない,こんな説明じゃどんな映像も想起できない.要するに教科書が悪い.講義は悪くない. 先生に至ってはむしろ良いくらい.うん.そうに違いない.

もちろんその辺を上手いこと説明している本もある.そんな本が本棚に入っていたので私は理解できた.「そんな本」のファインマン物理学 T力学の1章 「躍るアトム」では,次のような文章がある.

一つの分子が飛び出していくのは,平均よりも大きいエネルギーが偶然に余分に与えられて, それがそばにある分子の引力をふりきるのに必要な量に達するからである. 出て行く分子は平均に比べてエネルギーをよけいにもっているのだから,残された分子の運動は,平均として, 前よりも小さくなる.だから蒸発すれば液体は冷える

それなりの距離を保ちながらぶるぶるとぶつかり合っている水分子の一つに,偶然に2つ, あるいはそれ以上の水分子がぶつかって,衝突された水分子が早いスピードではじき飛ばされる. ぶつかっていった水分子は衝突前よりスピードが遅くなっている.そんな情景が目に浮かぶようではないか. 実際本の中では簡単な図入りで解説されているのでより分かりやすい.

こうした説明ならば,蒸発するときに「熱を奪う」ということがどういうことなのか,すっきり理解できるだろうし, 記憶にも残ると思う.凝集するときの熱の放出や,凝固,溶解への応用もラクチン.

念のため繰り返すけど講義の説明が悪かったのではなくてですね, こうした説明のほうがいいんじゃないかなーっていう私の意見を言っているだけなのですよ. 講義がほんの少しだけわかりにくいのも,「そんなことは自分で勉強しろ」 というアツいメッセージが込められているからに違いない.そう私は思っているのです.

タグ:物理
posted by Rion778 at 03:23 | 岐阜 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年12月15日

ヨクワカラナイ

植物の組織培養をするとき,外植体を使うのならば殺菌を行う.もちろん,菌を殺して植物を殺さずという微妙な殺菌が必要である. いま取りかかっている植物は雑菌に汚染されやすく,その上殺菌にも強くない植物なので,おそらくは殺菌方法が最初の関門になる.

そこで,高校でやたら流行していた超音波洗浄機(めがね屋によくあるやつ)を使用した殺菌をやってみようかと考えた.しかし, 調べてみても何故,超音波が有効なのか,という事がイマイチはっきりしない.おそらくは殺菌剤の浸透に関わるのだろうが, 超音波で浸透させるのか,超音波処理が原因で浸透しやすくなるのかが分からない.殺菌剤の溶液で超音波処理を行うと記述してある所もあれば, 界面活性剤(要するに中性洗剤)を加えた溶液で超音波処理をした後に通常の殺菌工程を行うと記述してあるところもある. もしかすると浸透とかそんなことは全然関係なくて,単に汚れが取れるというだけの効果かもしれない. 植物の殺菌に超音波洗浄機を使用しましたと言っている人の中にも,効果をよく理解せずに行っている人間がいるのではないか, そんな風にも思えてきた.ともかく,もっと調べる必要があるだろう.

効果がヨクワカラナイと言えば,先日木酢液のことをやや批判的に述べていた先生がいた. でも木酢液ってのはもう大分前からヤバイヤバイと言われていたんじゃなかったか,植物のヤバイ成分を凝縮したような液だし. と思ってウィキペディア先生に尋ねてみると,やはりヤバイと認識されていた.

農業用については種子消毒など極一部の用途を除き、 特に実際の圃場では効力を確認することができなかったことが2005年の農業資材審議会農薬分科会で報告されている。
木酢液 - Wikipedia

ちょっと効果がないだけじゃなくて,農薬として全然イラナイ子だなんてかわいそうな木酢液. 10年位前なら私もイイものだと信じて水槽のコケ取りなんかに使っていたが,今ならタダの食酢を使うだろうな. しかし今でも木酢液で検索してみると販売サイトばかりでてくる. ちゃんとフェノールやらクレゾールやらが入った成分分析表を載せている所を見ると,何だか冗談のような気もしてくるが.

タグ:研究 木酢液
posted by Rion778 at 00:11 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年12月13日

時間が足りないのではなく,気力とテンションが足りない

エアコンのタイマーを6時くらいにセットしておくとズームインスーパーが始まる前に起きられるのだが, 空気が乾燥してやたらとのどが渇くので何か体に悪い気がする.

ところで最近実験のような実験じゃないような作業を始めたので,形から入るべくリサーチラボノートの安いヤツ を買った. でもこれってちゃんと効力を持たせるには他の人の確認&署名とか色々決まりを守らないといけない(ノートに書いてある「推奨」 事項だから厳密に守る必要があるのかはよく分からないけど)みたい.これはなかなか面倒だ. 別に普通の記録ノートとして使ってもいいけど,値段が結構高いから,せっかくなら「ちゃんと」つかいたい.

今のところ多少のオリジナリティは加えているものの予備実験みたいなもので,他人の研究をトレースしているだけだ. しかしペーパーからでは読み取れない点もいくらかはあるから記録はしておくべきだろう. とりあえずはとりあえずなノートに記録しておけばいいか.

タグ:研究 文房具
posted by Rion778 at 20:12 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年12月12日

身の程はわきまえるべきである

3時30分から始めた成長点摘出作業が終わったのは,9時でした. どこが成長点なのかイマイチ分からない植物から90個も成長点を取り出そうと目論んだのがそもそもの間違い.家に着いたのは9時30分. アニマル横町がやっていた頃なら見られなかったショックのあまり一週間くらい大学を自主休講しそうなものだが, もうやってないので明日も私は大学へ行くのだろう.

近頃は何かもう毎日のようにスーパーの弁当が夕食になっている.そして時間が時間なので色々なモノが値引きされている. 弁当一個分の値段でおかずが+2品付けられるというのはまぁそれなりに嬉しいが,夕食が一人で弁当とは複雑な気分だ.が, 顔を知っている院生の方をスーパーで見かけたので,大学生なんてのはそんなものなんだろうと何とか納得してみる.

ところで,「弁当を温めるのに要るよね」と,およそ3年前に買った我が家のレンジが,肝心の弁当を実は温められない (サイズ的に無理だった)ということに気付いた.先週.ちょっとしたサプライズ.

posted by Rion778 at 23:35 | 岐阜 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年12月10日

麻婆春雨は何故3人分1セットでしか販売していないのか

加える水分量からするに,ラーメンどんぶりに盛りつけるとラーメンっぽくなるのではないか,と思った.が, 麺/スープ比がラーメンに比べて高いので量が厳しい.っつーか単体で食べるものでは無い気がしてきた.

閑話休題,ええ,春雨の話なんかどうでもよくてですね,今困っているのは研究室指定の英語の参考書について. こういう内輪で話題になっている本のタイトルをうかつに書くと「嗅ぎつけられる」ということを学習したのでリンクをば

別にこの本が悪いとは思わない.良いとも思わないけど.何が「困っている」 かというと内容の取っつきにくさ.「技術英文」と銘打っているだけあって技術系(主としてPC,IT関連) の話題を取り扱った英文が多いのだが,これがどうもヨクワカラナイものばかり.各英文ごとに「正しい訳」が書いてあるのだが, それを読んでもイマイチ分からない.「この単語はなんて訳すんだ?」と思って「正しい訳」を見るとカタカナでそのまま書いてあったりする. 話題が話題だけに仕方ないんだろうけど.

今の時代パソコンに詳しいに越したことはないから,「こんな本で勉強したって全く意味がない!」とは言わない(でも英語を日本語に訳す必要性は正直ワカラン.英語を英語として理解する能力こそ真に必要な気がする). けれどもこういう専門的な内容を取り扱うなら文法的な解説だけをするんじゃなくて,英文の内容そのものについても詳しい解説が欲しかった.

ところで,最近読んだ本で英語の勉強になるなと思ったのはマーク・ピーターセンの「日本人の英語」. 英語を非常に理論的な視点から解説しているので, よく分からないまま丸覚えしている知識をちゃんと使えるモノにしてくれる. 英語について「よく分からないまま丸覚え」 しているほど楽しめる本だと思う.

他に英文を読むだけなら講談社のルビーブックスがいいと思う.その名の通りルビが付いてるので辞書を引く必要が無いし, 視線の移動も最小限で済む.どうせならこういうのをテキストにしてほしかったなぁ.科学も技術も論文も全然関係ないけど.

タグ:英語
posted by Rion778 at 19:25 | 岐阜 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年12月09日

ブックドラフトが起こってからでいいじゃない

本棚を買いに行ったのに,友達が本棚を買っていた.な,何を言っているかわからねーt(ry

とりあえず部屋用のスリッパ(三足目)を買ってきたので余は満足である.

最近はすっかり生活習慣がだらけているのでリハビリが必要だと感じている. 忙しいからとかいった理由で日常の習慣をないがしろにしていると, 忙しさが過ぎ去ってもないがしろにされた習慣はないがしろにされたままになりがちである.

どんなに忙しくても新聞は読むべきで洗濯はするべきで白米は炊くべきで掃除はすべきで日記は書くべきなんだ,と, 分かっちゃ居るけどなかなか出来ない.忙しさが増してくると「忙しいから」が何か重大な免罪符であるかのように思えてくるものだ.

しかし部屋がきれいだと少しはやる気が出てくるから,とにかく部屋の片付けをしよう.と,今思った.が, やはりどうも部屋の中の物体に比べて収納場所がやや少ないような気がする.部屋の片付けに必要なのはモノの受け入れ場所である. 仕舞う場所さえ決まっていれば部屋を片づけることに対して苦労はしない.片付けで最も苦労するのはモノの仕舞う場所を見つけることである.

やっぱ棚を買ってくれば良かったかなぁ.

タグ: 生活習慣
posted by Rion778 at 22:00 | 岐阜 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年12月05日

オートクレーブの電源を入れたらブレーカーが落ちますた…

12月になればヒマになる.

と,そんなことを思っていたのは11月の話で,実際今月は先月より忙しい気がしてならない.

帰宅→夕食→仮眠→( ゚д゚)ハッ!モウコンナジカン…

といった感じで帰宅してからロクなことの出来ない日が続く.ここ2週間くらい新たに読みきった本は一冊もないし, 例の虫のスライドも8割方完成したとは言えまだ完成していない.編集時間はもうすぐ1000分の大台に乗ろうかというところで, いい加減イヤになってきた.

しかし,ここが肝心なのだが,別に暇がないワケではない.新たに読んだ本がないと言っても,先々週くらいから寝る前に読み始めた 「カラマーゾフの兄弟」@2回目はもう半分くらい進んだし(この本は結末を知ってからゆっくり読み直すべきだと思った), 洗濯物の消化も部屋の掃除も滞ってはいない.暇な休日に行うような事はいつもどおり行っているのである.

寒いのがいけないのだ.温度が10度高くなると化学反応のスピードが2倍になるのと同じように, 気温が10度下がれば私の活動能力は半分になる.その辺を良く考えて日常の行動を考えるか,それともエアコンでも入れてしまうか.ああ, うん.エアコンを入れよう.

タグ:
posted by Rion778 at 23:21 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年11月26日

昆虫といっしょに私たちも滅んでしまうような、 そんな愚かなことはやめよ──こう私は言いたいのだ。
レイチェル・カーソン 沈黙の春

作物の害虫と天敵を扱う講義のために発表資料を作成しなければならない. 発表まで2週間を切っているが未だアウトラインすらまとまらない状態でかなり困っている.その上来週はレポート〆切やテストもあって, さらに研究室の方からは今月中には実験(というか作業)を始めてくれとプレッシャーがかけられている次第.「忙しい」 意外に形容しようが無い状態である.

で,チャの害虫8つほどの防除方法を10分程度のプレゼンにまとめるのだが,これがなかなか容易には進まない. 農薬がものっそい沢山あるのが一番の問題である.例えばチャの主要害虫の一つであるカンザワハダニには26もの農薬がある. その上作用も色々,使い方も色々で,たとえカンザワハダニだけを扱ったとしても10分にはおさまらないだろう. 使い方なら使い方で焦点を絞る必要がありそうだ.

農薬繋がりで「沈黙の春」も多少参考に見ている.しかしこの本を読んでいると農薬はマジでヤバイんじゃね? と思えてくる.三分の一くらい読み進めると,もはやアブラムシくらい付いてても我慢できる気分になってくるが, 実際アブラムシびっしりのハクサイなんかを提示されてみると,やはり農薬は大切だと思えてくるのだからいい加減なものである.

調べてみると農薬の中にはデンプンのりのようなねばねばした液体(多分) をぶちまけることで物理的に虫を殺すという比較的平和的な(虫にとってはどっちでも同じだろうが)農薬もちらほらあるらしいから, そういうもので対処していくというワケにはいかないのかなぁ.

タグ:農薬
posted by Rion778 at 03:11 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年11月19日

打倒工学部

大学がネット上で使える英語学習システムを運営しているのにさっき気付いた.リスニングテストをやったり, 単語テストをやったりするとポイントがもらえてランキングも表示されるというなかなか手の込んだ代物.どうやらこれを採用しているらしい.

ひとしきり遊んだ後にちょっとランキングを見てみると,なんとトップから9人までが工学部の学部生or院生に占拠されている (名前はニックネームだが所属は分かる).というかランキングに参加している人間の8割が工学部だ.残念なことに我が学部は載ってない. まあ認知度が低いんだろう.導入されたのは3日前みたいだし.

で,その他の参加者を見てみると,教育学部なんかに混じって事務の文字がちらほら. ちょっとやそっとやっただけじゃ稼げないポイントを稼いじゃってる方も.

英語学習に熱心なのか,新しいシステムを身をもって確認しているのか,それともヒマなのか.

間違いなく三番目だな.

タグ:英語
posted by Rion778 at 22:41 | 岐阜 ☔ | Comment(3) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2006年11月12日

「神様」

「自殺したってこの世に未練があれば神様が生まれ変わらせてくれるかもしれない」

今日(日付的には昨日)やっていた「秋の教育スペシャル!たけしの日本教育白書楽しくマジメ(長いので省略)」の中で, 小学生だったか中学生だったかがこんなことを言っていた.「神様」?

「神様」という言葉のよく似合うキリスト教的な考えだと自殺は大罪(後世付け足された教義らしいけど)だ. 大罪だから許してもらえないのかどうかは知らない.

限りない神の愛をすっかり使いはたしてしまうくらい大きな罪など、 人間が犯せるはずもないのだしね。
ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」

「生まれ変わり」がしっくりくる仏教には「神様」という単語が似合わない.そもそも人間を自由に生まれ変わらせる権限を持った「神様」 なんているのか.

日本人は宗教に節操がないけど信仰心はある人種だから,何となく「神様」なんて単語が出てくるのだろうし, 半ば本気で上述の台詞みたいなことも信じてしまえるのだろう.「神がもし存在しないなら、創り出す必要がある」とヴォルテールは言ったが, 神について大してマジメに教えられることもない日本では,自殺した人間でも転生させてもらえる寛容な神様が「創り出されて」 しまうのかもしれない.

ちょっと他の国の神話なんかに目を向けてみれば,人間的で利己的で,人をもてあそぶような神々がワラワラと居る. 例えばミダス王の物語でも有名なギリシア神話のディオニュソスだ.ミダス王の物語とは,強欲な王の求めるまま, 触れるもの全てを黄金に替える力をディオニュソスが王に授け,その結果ミダス王が飲めず食えずになって大変なことに!というあの話である. 他にもこのディオニュソスという神様は結構アレなことをしている.

ディオニソス信仰の信徒たちが執り行うディオニソス祭では、 泥酔狂乱し淫らな行為が行われるのを見かねて、 厳しく取り締まったトラキアの王リクルゴスやテーベの王ペンテウスに対しては、 ディオニソスは大いに怒り、 リクルゴスの両目をつぶす盲目の刑を加え、 さらにペンテウスを滅多斬りにし、 また行事をいやしんで祭典に参加しなかったミニュアスの女たちを蝙蝠に変身させてしまうなどの残虐をほしいままにします。
古賀守 「ワインの世界史」

ちなみにローマでその歴史の前半に酒神とされたサターン(ギリシア名クロノス), 後半に酒神とされたバッカスはディオニュソスと同一神とされることもある. バッカスという名はゲームやら何やらで有名なので聞いたことがある人もいるかもしれない.はたまたお酒の話題を出したばかりに予期せずして見かけた人も居るかもしれない.いや,いないな.そんな人は.

えーまーとにかく,「神様が甦らせてくれるから」なんて理由で子どもが死を軽く考えているのなら,神が 「創り出される」前にこうした利己的人間的な神々をそれとなく「与えてやる」のはどうかな?ということが言いたかったのだ.多分.

タグ:教育 信仰
posted by Rion778 at 02:09 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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